日本植物病理学会大会にて共同研究成果が発表されました

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2019年3月18日〜20日に開催された平成31年度日本植物病理学会大会にて植物病害虫の診断システムの共同研究成果が発表されました。

本取り組みの背景として、生産者の高齢化、産地のシュリンクに伴い、病害虫診断、防除指導できる人材が減少するなか、病害虫診断には肉眼による病徴判定が行われるものの、その判定には長年の経験や知識、熟達した技術が必要とされています。そこで病徴画像を用いて簡便な自動診断システムを構築し活用に向けた検証を進めています。
これまでにカンキツの葉や果実で深層学習器を用いた診断システムで9割近い精度で識別が可能となっており、今後は研究成果をもとに他植物への応用や識別器を用いた選果機の開発を進めていく予定です。

<発表演題>
深層学習器を用いたカンキツの病害虫診断システムの開発
○硲田孝之 1・中里正行 2・永野武史 2・ 岡崎 敬 3・宮内陽介 3・高橋修一郎 3・ 宇賀博之 4・彌冨 仁 5・鍵和田聡 6
(1 (株)山東農園・2 凸版印刷(株)・ 3 (株)リバネス・4 埼玉県農技研セ・ 5 法政大応用情報・6 法政大植物医科)

<概要>
平成31年度日本植物病理学会大会
開催日:2019年3月18日(月)〜20日(水)
開催場所:つくば国際会議場

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